結婚式で親が果たす全ての役目完全ガイド

 

結婚式は、新郎新婦だけでなく、ご両親にとっても人生の大きな節目となる、かけがえのない瞬間です。

準備から当日、そしてその後まで、親御さんには多くの役割と責任があります。

今回は、結婚式における親御さんの役割を、挙式前、挙式中、披露宴後と時系列に沿って詳しくご紹介します。

スムーズな結婚式進行に役立つ情報とともに、マナーや留意点も網羅しているので、ぜひ参考にしてください。


□結婚式における親の役割

*挙式前準備の進め方
挙式前準備は、余裕を持って進めることが大切です。

まず、参列予定の親族への挨拶は忘れずに行いましょう。お礼を伝えるとともに、当日のスケジュールや役割分担についても確認しておくと安心です。

会場へのアクセス方法や当日のスケジュール、座席表なども事前に確認し、スムーズな動線を把握しておきましょう。

また、会場スタッフへの心付けの準備も忘れずに。ただし、受け取らない会場もあるので、事前に確認が必要です。

受付対応についても、受付係の方への挨拶や、お車代・ご祝儀の受け渡し方法などを確認しておきましょう。

*当日の親族対応マニュアル
当日は、親族控室で親族へ挨拶回りを行いましょう。

親族紹介など、親御さんが参加する演出のリハーサルにも参加し、流れをしっかり確認しておきましょう。

親族間の連絡調整も必要に応じて行い、円滑なコミュニケーションを心がけましょう。

親族控室には、親族が落ち着いて過ごせるよう配慮しましょう。飲み物やお菓子などを用意しておくと、喜ばれるかもしれません。

*受付対応とスムーズな流れ
受付対応は、結婚式全体の印象を大きく左右する重要な役割です。

受付係の方へは、事前に挨拶を行い、お車代やご祝儀の受け渡し方法、ゲストリストなどをきちんと伝えておきましょう。

受付がスムーズに進むよう、サポート体制を整えておくことも大切です。

受付係の方への心付けもお忘れなく。感謝の気持ちを伝えることで、気持ちの良い対応に繋がります。


□結婚式当日の親の心得

*挙式中の役割とマナー
挙式中の役割は、式典の種類によって異なります。

教会式では、新婦の父によるバージンロードのエスコート、新婦の母によるベールダウンなどが一般的です。

神前式では、玉串奉奠などがあります。

人前式では、新郎新婦と相談して役割を決めましょう。

いずれの場合も、落ち着いた態度で式典に臨むことが大切です。

*写真撮影のポイントと注意点
挙式後には、新郎新婦と親族で記念撮影を行います。

撮影場所や時間、集合場所などを事前に確認しておきましょう。

撮影時は、笑顔で自然な表情を心がけ、素敵な思い出を残しましょう。

集合写真だけでなく、家族写真なども撮影しておくと良いでしょう。

また、撮影担当者への指示に従い、スムーズな撮影に協力しましょう。

*宗教儀式への参加方法
宗教儀式への参加方法は、それぞれの宗教によって異なります。

事前に、儀式の流れやマナーを理解しておきましょう。

不明な点があれば、担当者へ質問することをおすすめします。

参加する際は、敬虔な態度で臨み、静かに儀式を見守ることが大切です。


□披露宴とその後親の役目

*主賓挨拶への対応
主賓の挨拶は、新郎新婦と共に起立して聞きましょう。

挨拶が終わった後には、拍手でお礼を述べましょう。

主賓の方への対応は、結婚式全体の印象を左右する重要なポイントです。

*ゲストへの挨拶回り
歓談タイムには、ゲストのテーブルに挨拶回りを行いましょう。

自己紹介をし、結婚式への参加への感謝を伝えましょう。

無理強いせず、程よい距離感を保ちながら、親しみやすい対応を心がけましょう。

お酒を飲む際は、飲みすぎに注意し、主役である新郎新婦をサポートする立場であることを忘れずに。

*披露宴後の対応と謝辞
披露宴後には、親族や主賓の方々へ改めて挨拶をしましょう。

会場スタッフへの感謝の気持ちも忘れずに伝えましょう。

そして、新郎の父(または母)が両家代表として謝辞を行います。

感謝の気持ちと新郎新婦への祝福の言葉を、簡潔で分かりやすい言葉で伝えましょう。

感動的な場面となるので、涙をこぼしても大丈夫です。


□まとめ

結婚式における親の役割は、準備段階から披露宴後まで、多岐にわたります。

しかし、事前に準備をしておけば、当日は慌てることなく、大切な一日を笑顔で過ごすことができます。

今回ご紹介した情報が、親御さんの不安を解消し、素敵な結婚式を成功させる一助となれば幸いです。

新郎新婦をサポートするだけでなく、ゲストの方々への感謝の気持ちも忘れずに、心温まる一日にしてください。

準備は大変ですが、きっと素晴らしい思い出となるでしょう。

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